Googleアナリティクスの見方は?初心者向け3指標で判断
・数字は増えているのに、何を見ればいいのか分からない
・アクセス数は見ているけれど、次の一手につながらない
・専門用語が多くて、途中で読む気がなくなりそう
・中小企業の担当者として、まず何から確認すべきか知りたい
結論から言うと、初心者の方はGoogleアナリティクスを細かく全部見る必要はありません。まずは次の3つだけで十分です。
- どれくらい見られているか
- どのページが読まれているか
- 問い合わせや購入につながっているか
この3つを順番に見ると、「数字を見て終わり」ではなく「次に何を直すか」までつながります。中小企業では、毎日30分もかけて分析するより、週1回10分で確認するほうが実務に合うことも多いです。
まず見るべきは「どれくらい見られているか」
最初に確認したいのは、サイト全体の見られ方です。Googleアナリティクスでは、主に「ユーザー数」「セッション数」「表示回数」を見ます。難しく聞こえますが、ざっくり言えば「何人くらい来たか」「何回訪れたか」「何回ページが開かれたか」という意味です。
初心者の方は、まず週ごとに増減を見るだけで十分です。たとえば、広告を出した週にアクセスが増えたなら、その施策は一度は効いている可能性があります。逆に、全体の数字が横ばいなら、集客の入口を見直す必要があるかもしれません。
ただし、アクセスが多いから良いとは限りません。採用ページや問い合わせページが見られていないなら、集客の方向がずれている可能性もあります。数字は単体でなく、後の指標とセットで見るのが大切です。
まずは「先週より増えたか、減ったか」だけを見て、細かい分析は後回しで構いません。
次に確認するのは「どのページが読まれているか」
アクセスの次に見るべきなのは、読まれているページです。ここでは、トップページだけでなく、サービス紹介、料金、事例、ブログ記事などを分けて確認します。どのページが入口になっているかで、読者の関心がかなり見えます。
たとえば、ブログ記事ばかり読まれていて問い合わせページが弱いなら、記事から問い合わせへの導線が足りないのかもしれません。反対に、料金ページの閲覧が多いなら、比較検討段階の人が多いと考えられます。
Googleアナリティクス4(GA4)では、ページごとの閲覧状況を確認できます。ここで大事なのは、人気ページを見つけること自体より、「そのページを見た人に次に何をしてほしいか」を考えることです。
たとえば、事例ページがよく読まれているなら、ページ末尾に問い合わせボタンを置く、関連サービスへ誘導するなどの改善が考えられます。ページを見るだけで終わらせず、次の行動につなげる設計が重要です。
最後に見るのは「問い合わせや購入につながっているか」
実務でいちばん大切なのは、成果につながっているかどうかです。ここでは「コンバージョン」と呼ばれる指標を見ます。コンバージョンとは、問い合わせ送信、資料請求、購入、予約など、サイト上で達成してほしい行動のことです。
初心者の方は、まず1つだけ目標を決めるのがおすすめです。たとえば、中小企業のコーポレートサイトなら「問い合わせ送信」、ネットショップなら「購入」、採用サイトなら「応募」が分かりやすいです。目標が複数あると、何が効いているのか分かりにくくなります。
アクセスが増えても問い合わせが増えない場合、ページの内容と読者の期待がずれている可能性があります。逆に、アクセスが少なくても問い合わせ率が高ければ、少数でも見込みの高い人が来ていると考えられます。
GA4ではイベント設定が必要になることがありますが、最初から完璧を目指さなくて大丈夫です。まずは「問い合わせボタンが押されたか」を見られるようにするだけでも、改善の手がかりになります。
数字を見た後は「集客」「導線」「内容」のどこを直すか決める
ここがいちばん大事です。数字を見ても、直す場所を決めなければ意味がありません。見る順番は、集客、導線、内容の3つに分けると整理しやすいです。
アクセスが少ないなら、集客の問題です。検索で見つかりにくい、広告の出し方が合っていない、SNSから来る人が少ない、といった原因が考えられます。ページは見られているのに問い合わせが少ないなら、導線の問題かもしれません。ボタンの位置、問い合わせ先の分かりやすさ、次の案内の有無を確認します。
ページは読まれているのに途中で離脱されるなら、内容の問題が疑われます。説明が長すぎる、専門用語が多い、料金が分かりにくい、といった点です。改善の順番を決めるだけで、やることがかなり絞れます。
数字を見て悩むより、「これは集客の問題か、導線の問題か、内容の問題か」と3分けで考えるほうが実務では動きやすいです。
GA4の画面で迷ったら「先週比」と「流入元」だけでも十分
GA4は機能が多く、最初は迷いやすいです。そんなときは、先週比と流入元だけ見れば十分です。先週比で増減を見れば、今の動きがつかめます。流入元を見れば、どこから人が来ているかが分かります。
流入元は、検索、SNS、広告、他サイトからのリンクなどに分かれます。たとえば、検索からの流入が多いなら、記事やサービスページの検索対策が効いている可能性があります。SNSからの流入が多いなら、投稿内容とサイト内容のつながりを確認するとよいでしょう。
この2つだけでも、施策の当たり外れはかなり見えてきます。最初から複雑なレポートを作る必要はありません。画面を開いたら、昨日ではなく先週と比べる。この習慣だけでも十分実践的です。
まずは毎週同じ曜日に見て、比較の軸を固定するのがおすすめです。
中小企業は「全部見る」より「1つの目的に絞る」
中小企業では、担当者が兼務であることも多く、分析に使える時間は限られます。そのため、全部の数字を追うより、1つの目的に絞ったほうが成果につながりやすいです。
たとえば、今月は「問い合わせを増やす」、来月は「採用ページの改善」、その次は「資料請求の増加」といった形です。目的が変われば、見る指標も少し変わりますが、基本は同じです。見るのは、見られているか、読まれているか、行動につながっているかの3つです。
実際、Googleアナリティクスは中小企業向けに「難しく見えるけれど、使い方を絞れば十分役立つ」という声もあります。Q&Aサイトでも、「何から見ればいいか分からない」という相談はよく見られます。これは多くの人が同じところでつまずいているということです。
目的を1つに絞ると、数字の意味が急に分かりやすくなります。最初の一歩は、目標を増やすことではなく、減らすことです。
よくある悩みQ&A
Q. まずどの画面を開けばいいですか?
A. 最初は「レポート」で十分です。そこでユーザー数、流入元、ページごとの閲覧、コンバージョンの順に見れば、基本の流れがつかめます。
Q. 数字が多すぎて混乱します
A. 本文でも触れた通り、最初は3指標だけに絞るのが現実的です。全部を理解しようとすると疲れるので、見る項目を固定したほうが続きます。
Q. アクセスが増えたのに問い合わせが増えません
A. 集客はできていても、導線か内容にズレがある可能性があります。ページ末尾の案内、問い合わせボタン、料金説明を見直すとヒントが出やすいです。
Q. 毎日見たほうがいいですか?
A. 毎日でなくても問題ありません。中小企業なら週1回でも十分です。大事なのは、同じ条件で比較することです。
Q. GA4の設定が難しいのですが、先に勉強すべきですか?
A. 最初から完璧に覚える必要はありません。まずは見たい数字を3つに絞り、必要になったら設定を整える流れで大丈夫です。
まずは3指標を毎週同じ順番で見ること
Googleアナリティクスは、最初から全部を理解しなくても使えます。初心者の方は、見られているか、どのページが読まれているか、問い合わせにつながっているかの3つだけで十分です。
次にやることはシンプルです。今週の数字を見て、「集客」「導線」「内容」のどこに課題があるかを1つ決めてください。それだけで、数字が行動に変わりやすくなります。
参照:
【公式】Google アナリティクス ヘルプ(Google)
https://support.google.com/analytics/
【公式】Google アナリティクス 4 のイベントについて(Google)
https://support.google.com/analytics/answer/9322688
【公式】Google アナリティクス 4 のレポートについて(Google)
https://support.google.com/analytics/answer/11513000
【ユーザーの声】Q&Aサイトで見られる「何から見ればいいか分からない」「数字が多すぎる」といった相談傾向
【未確認情報】一部の投稿で「GA4は難しすぎる」という感想も見られますが、個別の体験談であり一般化はできません。

